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ネガティブはお宝(2)

  • Hisayo
  • 2024年7月5日
  • 読了時間: 3分

恐れや不安、怒りや悲しみ、憎悪や嫉妬などの感情は、悟りをひらいた聖人でもない限り、誰にでもある自然な感情です。ある意味、私たちの生きる力を維持させるための、自己保存のエネルギーでもあるとも言えるでしょう。


けれども、普段は意識していないそうした感情が、何らかの出来事を通して、ふと同じ周波数につながり、同じような感情を味わってしまう瞬間があります。


この時大切なことは、出来事と感情を切り離して考えてみることです。


脳は、感情が現実だと思っており、その感情を伴うような出来事をさらに引き寄せてしまいます。この悪循環を断ち切るには、「こんなことが起こっている。」「あの人がこう言っている。」「自分はこんなことを考えている。」など、出来事を俯瞰して(客観的に見つめて)みるとよいでしょう。こうすることで、事実と感情を切り離すことができます。


出てきた感情を開放するのに、一番手っ取り早くて、効果的なのは深呼吸です。

「大きく息を吸って、空気が丹田(おへその下のあたり)にまで届くのを意識したあと、静かにはいてみる。」を何回か行ってみてください。すると、その感情は徐々に消えていき、もうその周波数の現実も引き寄せなくなります。


あまりにもネガティブが強すぎて効果がないと思うときは、一旦その感情に暫くつかった後に試してみてください。吐く息と共にネガティブな感情が出ていくことを意識していくと、徐々に、よりバランスの取れた自分自身を見つけることができるようになるでしょう。


これだけでもよいですが、ひとまず落ち着いた後に、そもそもその感情がどんな思考からきているのか、自分の心を見つめてみるのもよいでしょう。なぜなら、自分が放つ周波数が、同じ周波数をもつ出来事を引き寄せてしまうからです。(このときは、過去の出来事は深く見つめる必要はありません。また、原因が過去世に関わることもありますので、その点はセッションで詳しくお話します。)


例えば、屈辱感を感じる出来事が起こった場合、その屈辱感は人に軽くみられることによって生じたと感じたら、自分の中に、他人を軽く見たり、逆に、自分を卑下したりする気持ちがないか点検してみましょう。案外思い当たることがあるかもしれません。


「気づき」があったら、今度は、人の心を大切に扱うように心がける、あるいは、自分に自信をもってみるなど、何ができるかを考え、行動に移してみてください。自分の心が変化したら、周りの人や状況は必ず変わっていきます。


このように、ネガティブな出来事と思ったことも、解釈次第でお宝です。この出来事のおかげで一つ成長できたな、なんて思えたら最高だとは思いませんか?

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